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歯が折れてしまったこと、放置していませんか?

食事中に歯が破損したり、欠けたりしませんでしたか?ケガをして、歯が欠けたり、折れたりしませんでしたか?気がついたら、歯が欠けていましたか?歯が破損しても、痛みがない場合でも、すぐに診察を受けることが重要です。

食事中に、硬いものを噛んだ際に歯が折れたり、欠けたりすることがあります。
しかし、一般的な食べ物の硬さでは、健康な歯が簡単に折れることはありません。
歯が折れたり欠けたりした場合は、何らかの問題がある可能性が高いです。
スポーツ中のアクシデントや転倒によって歯が折れたり欠けたりした場合も、痛みがないからといって放置するのは危険です。
必ず歯科医院を受診してください。

歯が折れたり欠けたりすることの危険性を無視していませんか?

歯の表面は硬いエナメル質で覆われていますが、歯が折れるとエナメル質がはがれ、その下の象牙質が露出してしまうことがあります。
象牙質はエナメル質よりも柔らかく、酸や虫歯菌の影響を受けやすくなります。
また、象牙質は振動や熱を神経に伝えやすい性質があるため、食事中や歯磨きの際に痛みを感じることが増えます。
歯の損傷が激しい場合、神経が露出している可能性があります。この場合、強い痛みが発生することがあります。強い痛みがある場合は、神経が細菌に感染している可能性が高いです。

歯が小さく欠けた場合の治療方法は?

もし歯が小さく欠けてしまった場合でも、神経や根に深刻なダメージがない限り、修復は可能です。コンポジットレジンやセラミックといった材料を使うことで、欠けた部分を美しく補修することができます。これにより、歯の元々の形を維持しつつ、見た目にも優れた仕上がりが期待できます。

前歯をぶつけてしまいこのようにかけてしまいました。
抜かないといけないの?差し歯になるの?そんな不安とともに来院されました。

コンポジットレジンという材料でかけた部分を修復しました。
差し歯でもなく、当然抜歯でもなく綺麗に治すことができました。

歯が大きく欠けた場合の治療方法は?

このように大きくかけてしまった場合は、レジンでの修復が難しい場合が多いです。

その理由は?

左の写真を見て下さい。歯か゚大きくかけて出血している様子を見ることができます。
出血しているということは神経が露出してしまっているということなので、神経を取る治療が必要になってきます。
このような場合は最終的に人工の歯をかぶせて治す方法で修復していきます。

根が残っている場合の治療方法は?

差し歯は、ご自身の歯の根っこを残して、その上に人工の歯をかぶせる治療法です。まるで帽子をかぶせるように、残った歯を土台として新しい歯を取り付けるイメージです。

差し歯のメリット

見た目が自然 : 人工の歯の色を、ご自身の歯の色に近づけることができるため、見た目がとても自然です。特に、笑顔を見せることが多い前歯の治療に適しています。
強度が高い : 人工の歯は、天然の歯とほぼ同じ強度があるため、しっかりと噛むことができます。

差し歯のデメリット

治療期間 : 歯の状態によっては、治療に時間がかかることがあります。
費用 : 治療費は、他の治療法に比べて高額になる場合があります。
歯の根っこへの負担 : 歯の根っこに負担がかかり、将来、根が折れるなどのリスクがゼロではありません。

差し歯治療を受ける前に

差し歯治療は、歯の状態や生活習慣など、一人ひとりの状況によって治療計画が異なります。治療を受ける前に、歯科医師にしっかりと相談し、ご自身の歯の状態や治療について詳しく説明を受けることが大切です。

特に前歯などの見える部分の場合は、自然な見た目を重視する患者様が多いため、セラミック治療が選択されることがあります。

歯の破損の状態がひどく、抜歯が必要な場合

ブリッジ

ブリッジは、なくなった歯の両隣の歯を土台にして、人工の歯を橋のようにつなぐ治療法です。まるで本物の歯のようにしっかりと固定され、見た目も自然なため、多くの方に選ばれています。

しかし、ブリッジには注意すべき点もあります。両隣の健康な歯を削る必要があるため、歯への負担が大きくなってしまう可能性があるのです。また、歯とブリッジの間に食べカスが溜まりやすく、虫歯や歯周病の原因になることも。

入れ歯

入れ歯は、なくなった歯の部分に人工の歯を装着する治療法です。
ブリッジと違い健康な自分の歯を削るということがないのが一番のメリットです。
しかし、入れ歯には、噛む力が弱まって硬いものが食べにくくなったり、入れ歯がずれて違和感を感じたりといったデメリットもあります。特に、部分入れ歯の場合、歯にバネのようなものをかけて固定するため、歯に負担がかかり、長年使用していると歯が痛む原因になることも。
金属製のバネを使わずに見た目もよく、歯への負担が少ない入れ歯もあります。

どちらの治療法にもメリットとデメリットがあります。ご自身の歯の状態や、治療後の生活スタイルなど、様々なことを考慮して、歯科医師とよく相談し、最適な治療法を選びましょう。例えば、「見た目にこだわりたい」「できるだけ自分の歯を残したい」など、あなたの希望をしっかりと伝えてください。
あなたの歯の状態を詳しく検査し、あなたに合った治療計画を立てましょう。

歯が欠けたり折れたりしたらすぐに歯科医院へ

歯が折れたり欠けたりした場合の対処法

歯が折れたり欠けたりすることは、緊急の事態です。自然に再生して新しく歯が生えてくることはありませんので、早急に処置を受けることが重要です。早めに歯科を受診すれば、運が良ければ治療で再接着できる可能性もあります。来院が遅れてしまったとしても、諦めずに来院されることをお勧めします。
歯は一度失うと戻りません。再生することはないのです。
もし突然の事故で歯が折れた場合、破片を捨てずに保管し、来院時に持参してください。破片は乾燥を防ぐために牛乳に浸して保管するのが良いです。
かけたり、折れた歯を元に戻せるかどうかは、抜けてからの時間の短さと、歯の周囲にある歯根膜という組織の残っている状態にかかっています。水道水で洗ったりつけたりすると、歯根膜が破壊されてしまいます。牛乳は体液に近い浸透圧を持っているため、歯根膜を保護しながら乾燥を防ぐことができます。

「うっかり転んで歯を折ってしまった!そんな時、どうすればいいの?と心配されている方も多いのではないでしょうか。
歯が折れてしまったら、まずは落ち着いて、清潔なガーゼなどで出血を止めてください。そして、折れた歯の破片が見つかれば、牛乳に入れて保管しておきましょう。牛乳は、歯の破片を乾燥から守り、治療に役立つことがあるんです。
できるだけ早く歯科医院を受診することが大切です。早ければ早いほど、元の歯を修復できる可能性が高まります。
お子さんが歯をぶつけてしまった時も、同じように歯科医院を受診しましょう。乳歯は将来永久歯が生え替わるからと安易に考えてはいけません。乳歯の損傷は、永久歯の発育に影響を与える可能性があるんです。
歯は一度失ってしまうと、残念ながら再生することはありません。そのため、歯が欠けてしまったら、早めに歯科医院で診てもらうことが大切です。
なぜ早めに治療が必要なのでしょうか?それは、歯の表面のエナメル質が損傷し、中の象牙質がむき出しになってしまうと、虫歯になりやすくなるからです。象牙質はエナメル質よりも柔らかく、細菌から身を守る力が弱いのです。
また、欠けた部分が鋭くなっていると、舌や頬を傷つける危険性もあります。放置すると、痛みや腫れを引き起こす可能性もありますので丸める必要があります。