小児矯正歯科|朝霞駅で歯科をお探しの方は朝霞本町ファースト歯科まで

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小児矯正歯科

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お子さまの歯並びが気になる方へ

いつ頃から矯正治療をはじめたらよいかご存じですか?

いつ頃から矯正治療をはじめたらよいかご存じですか?

8歳までに始めるとキレイな歯並びになります!

こんな生え変わりだと永久歯の歯並びは ガタガタになります

写真1 写真2 写真3

実は永久歯が 「きれいに並ぶかどうかは」 6歳ぐらいの前歯が 生え変わるとき に決まるのです。

治療に最適な時期を逃してしまうと、アゴの成長が終わってしまい治療の選択が少なくなります。

今矯正治療を始めると...

アゴの成長を利用するので永久歯を抜歯しないでキレイにできます

お子さまに正常な成長発育をさせてあげることができます

矯正相談 無料

当院では治療費を現金でお支払いいただけるほかデンタルローンの取り扱いもございます。
最適な治療開始時期を逃さないよう、お気軽にご相談下さい。

矯正はお子さんの
正常な成長発育のため!

矯正はお子さんの正常な成長発育のため!

朝霞本町ファースト歯科で行っているお子さんの矯正は、歯並びをきれいにするためだけではありません。
正しく成長してほしいという想いがあります。
数ある口腔問題の中でも、特に歯並びの悪さはお子さんの正常な成長発育の大きな妨げになるといっても過言ではありません。
当院の矯正治療によって、お子さんの成長発育のお手伝いができればと考えております。

なぜ歯並びが
悪くなる?

簡単に言えば歯の大きさと顎の大きさのバランスが取れていないからです。

ベンチは顎の大きさです。
顎が小さいので永久歯が並ぶ隙間がありません。

なぜ歯並びが悪くなる?

ベンチが大きくなると歯が並ぶスペースができてキレイに歯が並びます。

なぜ歯並びが悪くなる?

顎が大きくならない
原因は何でしょう?

正確に言うと顎の大きさではなく、歯の並ぶ歯列の大きさが大きくならないということです。顎の大きさが最近小さくなってきたというデータはありません。
おそらくわかりやすく顎の大きさと表現しているんだと思います。
ここでは歯列という表現で記載していこうと思います。

一度は聞いたことがある原因に、「固いものを食べなくなったから。」というものがあります。

本当に固いものを食べなくなったのでしょうか?
固いものを食べると本当に歯列の成長が正常に起こるのでしょうか?
私は常々固いものを食べなくなったからという説を疑問に思っていました。

舌の筋肉が
歯並びを左右する!?
歯並びの悪さは
もう諦めない!
舌の筋肉で美しい
歯並びを手に入れる

歯並びが悪い、いわゆる「不正咬合」は、見た目だけでなく、虫歯や歯周病、発音障害、食事の困難など、様々な問題を引き起こします。多くの人が悩みを抱えるこの問題の原因は、遺伝や歯の大きさ、顎の大きさなどが一般的と考えられてきました。
しかし、近年注目を集めているのが、「舌の筋肉の発達」という新たな説です。私は不正咬合と舌の筋肉の間に密接な関係があることを確信しました。

舌の筋肉が歯並びを左右するメカニズム

歯並びや噛み合わせの土台となる顎は、生まれた後どのように成長していくのでしょうか?その鍵を握るのが、実は舌の筋肉の発達なのです。
出生から10歳くらいまでの間に、舌の筋肉が十分に発達しないと、顎の発育も弱くなり、歯の生えるスペースが不足します。その結果、歯が重なり合ったり、ガタガタになったりするのです。
具体的には、以下のメカニズムが働きます。

1. 下の顎に生えた第一大臼歯(六歳臼歯)は、生えた当初、舌の方向に向かって生えます。

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2. 舌の筋肉が発達することで、頬の側へ立ち上がってきます。

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3. 舌の筋肉の力で、上の歯が外側へ誘導され、上の顎が発育します。
4. その前方の歯も同じように、舌の筋肉の発達によって歯列は大きく成長していくのです。

今度は実際のお口の中の写真を見ていきましょう。

6歳臼歯は舌側に傾斜して萌えてきます。それを垂直方向に立てなくてはいけません。斜めに傾いて生えたままだと噛む力に耐えられないだけでなく、歯列が狭くなってしまい、舌が後退位をとってしまいます。

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上の写真はともに永久歯列ですが、青い線で記したのが舌側傾斜している6歳臼歯です。黄色い線で示した歯列の幅が狭いことがわかります。

では、垂直に生えた6歳臼歯と幅の広い歯列を見てみましょう。

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垂直に立った6歳臼歯と広い歯列による大きな舌の部屋がわかると思います。
このような歯列になるためには舌の筋力が必要です。

舌側に倒れて生えてきた6歳臼歯を青い矢印のように舌の力で起こしてあげないといけないのです。しかしながら舌に筋力がない子供たちはそれをすることができず、

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この歯並びのまま成長していってしまいます。そうならないためにお子さまには舌のトレーニングをして筋力をつけてもらいながら矯正治療をしていくことになります。

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これは当院で用いている矯正装置で、3Dリンガルといいます。
この装置は見てお分かりのように舌側に装置が入っています。そのためちょっと見ただけでは針金が見えずとても審美的な装置です。しかし、見た目をよくするためにこの装置を使っているのではありません。とっても重要な働きをこの装置はしてくれます。
舌側に針金を付けたため、6歳臼歯に舌側→頬側へと歯に力をかけられるのです。口の内側から外側へ力を加えることによって6歳臼歯の舌側傾斜を直すことができます。

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この装置により倒れた6歳臼歯を矢印の方向に力をかけて起こすことができるのです。
本来は自分の舌がやるべき仕事をこの3Dリンガルがやってくれるのです。 6歳臼歯の動きをコントロールできる!これがこの装置の最大の特徴であり優れた特徴であります。

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なぜ歯並びの話なのに舌のことを言っているのか?

舌が発達しないで成長していくと、歯並びが悪くなることは説明したとおりです。
歯並びが悪いということは歯列が狭いわけですから舌が正しい位置にいることができません。
写真を見てみましょう。

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歯並びが悪く、舌が丸印の位置にあります。この位置は舌の後退位と言って舌が喉の奥寄りにあります。
次の写真を見て下さい。歯列が大きく舌の部屋が大きいので舌が上の2枚の写真よりよく見えます。
良く見えるということは舌の位置は前よりにあるということです。

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違いがわかりましたでしょうか?
この位置が舌の正常な位置なのです。また横から見ると次の図のような位置に舌があるのが正常です。

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舌が上あご(口蓋)にぴたりとついていて、さらに前歯のすぐ後ろにある、というのが正しい位置です。この位置に舌があるためには、舌に筋力があり、歯列も大きくないとダメなのです。この位置にないと舌は低く後ろの位置にあることになり、これが口呼吸へとつながります。
口呼吸には様々な弊害がありますが(口腔内が乾燥することによる虫歯や歯周病の進行等)、ここでは呼吸による酸素の摂取について着目していきます。

鼻呼吸と口呼吸

鼻呼吸の場合は鼻から空気を取り入れる際に、鼻毛や鼻の粘膜によって、空気の浄化・加湿・温度調整をされて体内へと取り込まれます。
しかし、口呼吸の場合はこれらは行われずにほこりやウイルスまでもいっしょに取り込まれたり、乾いた冷たい空気が直接肺へと入ってしまいます。
また、アデノイド(のどの奥にある扁桃組織で、免疫機能に大きく関係する組織)といわれる組織が炎症を起こしやすくなります。
炎症を繰り返すとアデノイドは肥大してしまい、さらに鼻呼吸がしにくくなってしまいます。
次に酸素の摂取に関係があることとして、鼻腔粘膜から一酸化窒素が産生されて肺に送られることで、気道と血管が広がるメリットがあり、これによって酸素の取り込みも促進されます。
さらに、一酸化窒素はウイルスを不活化し、ウイルスや細菌による気道感染から守ってくれる効果も期待できます。
そして、鼻からゆっくり息を吸うと、酸素と二酸化炭素のバランスがいい感じに取れて、全身に酸素がちゃんと行き渡るんです。

もしかして「酸素だけたくさん吸い込めばいいんじゃない?」と思う人もいるかもしれませんが、実は酸素を運ぶのに二酸化炭素も欠かせないんですよ。だから、二酸化炭素も適度に必要なんです。

つまり、酸素と二酸化炭素のバランスが大事なんですね。

ちなみに、口呼吸だと、大量の酸素を取り込む一方で、大事な二酸化炭素も一緒にどんどん吐き出しちゃいます。そうなると、全身に効率よく酸素を運べなくなってしまいます。

この酸素が全身にいきわたることがお子さまの正常な成長発育には欠かせないことなのです。

矯正のお話なのに、舌の話やら、呼吸の話になっていますが、当院での矯正の一番の目的は正常な成長発育を子供たちにしてほしいということです。
不正咬合の原因と思われる舌にある問題を解決し、正しい呼吸ができるようにして成長に欠かせない良質な酸素を十二分に摂取して、これから何十年と使っていかなくてはいけないお子様たちの身体をより健康なものへとしたいのです。

では具体的に何をいつからすればいいのかをお話していきましょう。

矯正はいつから
はじめればいいか?

3~4歳で矯正を行っている歯科医師のもとで成長を確認していくと良いと思います。
そして反対咬合や奥歯が一部もしくは片側だけ反対になっている交叉咬合は4、5歳で始めると良いと思います。
歯並びがガタガタな叢生などは6、7歳ぐらいからスタートすれば良いでしょう。
遅くとも9歳ぐらいまでには始めるべきと思います。
早いうちからの矯正スタートの最大の理由は大人の歯(永久歯)を抜かずに矯正を行うことができる可能性がとても高まるということです。
この時期のお子さまは日々成長しています。この顎や歯列の成長をうまく治療に利用できることと、歯が動くことに対しての順応性がいいこと、そしてこれから生える歯のためのスペースを前もって作ったり、確保することによって、正しい位置に永久歯が並ぶことができるのです。
成長を利用した矯正はその治療できる期間が限られているのです。
どうか、永久歯を抜いて狭い舌の部屋となってしまう歯列とならないように的確な時期に矯正治療を始めてあげて下さい。

矯正はどの年齢からでも行うことができますが、永久歯を抜かずに大きな舌の部屋を確保できる歯列を持った歯並びにするには早めの矯正開始が絶対です。

永久歯を抜かずにキレイで機能的な歯並びを得ることは子供たちへの最高のプレゼントといえるのではないでしょうか。

矯正装置の種類

具体的には、以下のような矯正装置を使って治療します。

ファンタイプの床拡大プレート

▶ファンタイプの床拡大プレート

小児矯正の治療の最初に使う装置です。顎の大きさを本来あるべき大きさに広げます。家にいる間は、ずっとお口の中に装着していただきます。同時に、舌の体操や口周りの筋肉を整える体操を行い、より正しいお口周りと舌の成長を促していきます。

※自由診療です。

3Dリンガル

▶3Dリンガル

6歳臼歯にバンドを巻いて顎の内側にワイヤーを装着し、顎を広げたり、歯を移動したりする治療方法です。ワイヤーが歯の内側にあるので、外からはワイヤーが目立たずに治療ができます。
しかし、見た目をよくするために内側にワイヤーを装着しているわけではありません。本来の目的は、かみ合わせの要である6歳臼歯の移動をコントロールするためです。これは矯正治療においてとても大切なことであり、当院の矯正治療の特徴の一つです。

※自由診療です。

3Dクワッド

▶3Dクワッド

乳歯がすべて抜けて永久歯に生えかわってからは、この装置に交換します。顎を広げつつ、歯列を内側から外側に押し広げていく装置です。歯の内側に装着するので、目立たずに治療ができます。

※自由診療です。

マルチブラケット

▶マルチブラケット

大人の矯正治療でも行われるオーソドックスな方法です。歯の表面にブラケットと呼ばれる小さな装置をつけ、そこにワイヤーを通して力を加えて歯列を整えます。永久歯がすべて生えそろってから、全体を仕上げるために行います。

※自由診療です。

※歯の動き方には個人差があります。経過や症状によっては、予定した治療期間を延長することがあります。